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WordPressのバックアップの方法(その2-1)FTPツール編...ConoHa Wing の場合

このページでは、FTPツールを使ったバックアップを実施してみたので、書いておきますね。

前回は標準ツールによるバックアップ方法を紹介しました。

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WordPressのバックアップの取り方...ConoHa Wingなら自動!WordPressのバックアップを取ってみました。 ConoHa Wingなら自動バックアップですが、手動の取り方も紹介していますよ。 ...

そこからの懸案は以下の3件でした。

  1. FTPによる、手動バックアップを試す
  2. データベースはどうやってバックアップするか?
  3. プラグインによるバックアップ(このページの対象外)

今回は、①のFTPツールによるバックアップです。

②のデータベースのバックアップ方法は以下のページを見てみてくださいね。

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WordPressのバックアップの取り方(その2-2)データベース編...ConoHa Wingの場合ConoHa Wingでは標準で13日間のバックアップが取られているので、まさかの時に安心です。 でも手動のバックアップも安全のため、取ってみました。 今回の記事は、データベースのバックアップ方法を紹介します。...

 




 

はじめに

以前のページでは、ConoHa Consoleの標準FTPファイルマネージャを使った、WordPressデータのバックアップ方法を紹介しました。

あれから、1ヵ月経過して、もう一度標準のFTPファイルマネージャで、バックアップを取ろうとしてみました。

4回ほどダウンロードを試みたのですが、時間内にリクエストが処理完了せず、エラーになってしまいました。

ということで、FFFTPをインストールして試して成功したので、報告しておきます。

始めての方は、手順は以下の4ステップです。

  1. FTPツールのダウンロード
  2. ConoHa ConsoleでFTPアカウントの作成
  3. FFFTPツールで”あたらしい接続”の作成
  4. FFFTPツールで、バックアップ対象フォルダのコピー

 

FTPツールのダウンロード

どうやら、”FFFTP”というソフトが最もポピュラーなようです。

窓の杜から、ダウンロードしてインストールしてください。

窓の杜/FFFTPダウンロードのページ

ConoHa ConsoleでFTPアカウントの作成

FTPプロトコルを使って、サーバにアクセスして、ファイル操作を実施するには、自分のサーバにFTPアカウントを作成する必要があるようです。

ConoHa Consoleの手順のスクショを紹介します。

[サイト管理] > [FTP] から、”+FTPアカウント”をクリックすると、以下の画面のように、ユーザ名とパスワードを指定して、新規のアカウントが作成できます。

ConoHa-CSLでFTPアカ作成

最後に作成をクリックします。

同ページで、作成されたアカウントを確認します。(この画面のスクショを取っておくか、別ウィンドウで開いておくと、FFFTPを設定するのに便利です。)

ConoHa-CSLでFTPアカ確認

FFFTPで接続の設定

インストールしておいた、FFFTPを立ち上げると、以下の画面になるので、”新規ホスト”をクリックします。(ホスト = サーバと思えばOKです。)

FFFTPの接続設定1

すると、以下のようなホストの設定ウィンドが開くので、先ほどConoHa Consoleで作成したFTPアカウントの情報を入力します。

FFFTP接続設定2

最後にOKをクリックすれば、接続の設定は完了です。

フォルダをコピーしてみよう!

それではいよいよ、FFFTPから、サーバのデータをコピーします。

まずはオーソドックスな方法

FFFTPの左側がローカルのフォルダ、右側がサーバのフォルダです。

予め、ローカルのフォルダ(左側)に、バックアップするつもりのフォルダ名を作成しておくと、順序よく作業ができるので、作業性が向上しますよ。

それでは、右側のサーバのフォルダのうち、バックアップするつもりのフォルダをハイライトして、左上のダウンロードアイコンをクリックします。

FFTPでのフォルダ1

すると、しばらくして、左側のフォルダにサーバのフォルダの内容がコピーされます。

ミラーリングによる時短

前の記事で、uploads のフォルダには、画像がたくさんほぞんされており、ダウンロードに時間がかかることを紹介しました。

FTPダウンロード-uploads

これを、比較的短時間でバックアップする方法があるので、紹介しておきますね。

  1. ローカルフォルダで、前回バックアップしたものを、今回用のフォルダ(上のスクショの左側の”uploads”)へコピーしておく
  2. [コマンド] > [ミラーリング]を選択する(下のスクショ)
FTP-コピーミラーリング

こうすることにより、前回から変更したファイルだけを選択的にダウンロードできるので、ダウンロードにかかる時間が削減できますよ。

ぜひ、試してみてください。

 

当ブログは、これで一通りバックアップできる体制が整いました!

1-2か月に1回程度の割合で、バックアップをしてゆけば良いかなぁと思っています。

 

以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございます!