英語の勉強

Study English ! in 技術トピック / 空飛ぶクルマ の法制度化...ニューハンプシャー州 / legislation

「近未来のタクシーは空を飛んでいるのかぁ」と考え深かったので、紹介しておきますね。

今日のワードは、legislationです。

IoT Connectionさんの以下の記事からの引用です。

Will New Hampshire’s Landmark ‘Flying Car’ Bill Lay the Groundwork for Air Taxis?

ニューハンプシャー州では、空飛ぶ車について法制化されたとのこと。

さすがアメリカ、進んでますねぇ。

自動運転に代表されるように、革新的技術を民生に適用する場合には、法制度や社会的コンセンサスが必要であることを、この記事は示していると思います!



今回の記事の内容です

本日の語句:legislation

本日の語句は、この記事の一番最初の文章に含まれています。

“The state of New Hampshire recently passed first-in-the-nation legislation that allows flying cars on public roads and regulates their use.”

== 今日のフレーズ ==

pass the legislation

法案を通過させる、法案を可決する

今日のフレーズを使って冒頭の一文を訳すと

ニューハンプシャー州では、空飛ぶクルマの公道における利用許可とその制限について法制化された。

となりますね。

本日の語句2:bill, lay the groundwork

タイトルの以下の語句も少しわかりにくいですねぇ。

勉強したので、メモしておきますね。

Will New Hampshire’s Landmark ‘Flying Car’ Bill Lay the Groundwork for Air Taxis?

 

bill : 法案

は、legislationと一緒に覚えておくと良いと思います。

イメージとしては、bill(法案)を議会などを通して法律にすることをlegislationと考えればよい。

次の”lay groundwork”です。

lay : 築く、建築する

みなさんもよく聞く”横たえる”という意味ですが、”敷く””並べる””置く”などなどいろいろな用法があります。

ここでは”築く、建築する”というのが最も適切かと思われます。

groundwork : 基礎、土台、基盤

“基礎”、”基盤”、”本質”、”土台作り”、”基礎固め”
という意味の中から、文脈に合致しそうなものを選びました。

そうすると、この記事のタイトル全体の訳としては;

ニューハンプシャーの画期的な”空飛ぶクルマ”法案は、エアタクシーの基盤となるか?

といったところでしょう。

記事のハイライトポイント

ここからは、少し内容で興味をの持てるポイントを紹介します。

法案のポイント

法整備のポイントが2つほどハイライトされており;

  • eVTOL (electric vertical takeoff and landing)をターゲットにしたものであること
  • 個人利用ではなく、公共移動手段を目指している

ということです。

また、車がそのまま道路から飛び立つわけではなく、ヘリポートのような場所を使って離発着するようなイメージのようです。

参考ですが、terrafugia社のホームページにイメージ動画があるのでこんなイメージでしょうかね。

SEAMLESSLY TRAVEL BY AIR & GROUND

空飛ぶクルマは、主にUberやLyftに代表されるTNC (transportation network companies)による運用が想定されているようですが、特記すべきは、個人の自由を尊重するニューハンプシャーでは、個人の空飛ぶクルマ利用も含まれているようです。

個人が所有・運転する自動車が道路からいきなり飛び立ったら、ひと昔前の映画っぽいですね。

日本語のeVTOL関連記事紹介

三井物産から以下のようなホワイトペーパが出ているので、読んでみました。

参考まで、紹介しておきます。

空の新たなモビリティーeVTOLの開発動向と展望」(PDFがいきなり開きます)

この記事によれば、eVTOLの普及は以下のような課題があるということです。

  • バッテリーの全固体化
  • 安全性向上によるユーザ受容性の確保
  • 発着場、充電設備、整備業務のコスト

付け加えるならば、上記をクリアしたうえでの法制化が必要ということでしょう。

Uberがけん引中で、2023年から立ち上がり始めるという予想もあるようです。結構近未来ですね!

 

以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 

なお、わたしが英文を読み書きする際に使っている、アルクの「英辞郎 on the WEB」の紹介を以下のページに書いています。お時間ある方は覗いてみてください。

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