米国では自動運転車専用の道路建設というプロジェクトが開始されるようです。
今日のワードは、「be dedicated to」です。
Tech Crunchさんの以下の記事からの引用です。
Tech Crunchさんの記事は、日本語版もあるので、英語はまどろっこしいというかたは、ぜひ、日本語版も見てみてください。
「ミシガン州で自動運転車専用道路を建設へ、ホンダやトヨタ、GM、フォードなども協力」
自動運転の実現では、以下の2点は依然として問題だそうです。;
- 技術的側面:歩行者や人間が運転する車をどのように回避するか?
- 社会的側面:事故が発生した際の責任所在に関する社会的コンセンサスが未形成
これを、とりあえず回避できるのが、自動運転車専用道路ですね!
今回の記事の内容です
本日の語句:dedicated to ~
本日の語句は、この記事の3セクション目の文章に含まれています。
“The starting point for Cavnue is a 40-mile corridor between downtown Detroit and Ann Arbor, Michigan that will be dedicated to autonomous vehicles.”
== 今日のフレーズ ==
be dedicated to A
Aにささげられる、Aのために専心して尽くす、Aに打ち込む
目的語Aの前置詞としてtoをとっていますが、一般的にはfor が使われている文書も良くみかけると思いますが、正式にはto なんですね。
まずは直訳的にやくしてみますね。
Cavenu社の出発点は、デトロイトのダウンタウンとミシガン州アナーバーとの間の、約65kmの自動運転車両のための回廊だ。
となりますね。
まずは直訳的にやくしてみますね。
Cavenu社の出発点は、デトロイトのダウンタウンから同州アナーバー間の約65kmの自動運転車両専用のハイウェイだ。
corridorは、”廊下”とか”回廊”ですが、イマドキ”回廊”と日本語で使わないと思うので、”ハイウェイ”という言葉を使ってみました。
本日の語句2:bill, lay the groundwork
タイトルの以下の語句も少しわかりにくいですねぇ。
勉強したので、メモしておきますね。
Will New Hampshire’s Landmark ‘Flying Car’ Bill Lay the Groundwork for Air Taxis?
bill : 法案
は、legislationと一緒に覚えておくと良いと思います。
イメージとしては、bill(法案)を議会などを通して法律にすることをlegislationと考えればよい。
次の”lay groundwork”です。
lay : 築く、建築する
みなさんもよく聞く”横たえる”という意味ですが、”敷く””並べる””置く”などなどいろいろな用法があります。
ここでは”築く、建築する”というのが最も適切かと思われます。
groundwork : 基礎、土台、基盤
“基礎”、”基盤”、”本質”、”土台作り”、”基礎固め”
という意味の中から、文脈に合致しそうなものを選びました。
そうすると、全体の訳としては;
ニューハンプシャーの画期的な”空飛ぶクルマ”法案は、エアタクシーの基盤となるか?
といったところでしょう。
雑感
Google関連会社など、企業が連携して、自動”運転”車の専用道路を作ろうとしているということに、びっくりしました。
確かに、自動運転では以下の命題が大きいと聞いています。
- 人間が運転する車と、どう共存するか?
- 歩行者をどうよけるか?
とくに、社会的受容度を大きくすること、それと同時に法律をどうするか?
専用道路にしていまえば、その課題はひとまずワキにおいて、実践ができますよね。
Googleの行動力には頭が下がります。
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
なお、わたしが英文を読み書きする際に使っている、アルクのウェブ辞書「英辞郎 on the WEB」の紹介を以下のページに書いています。お時間ある方は覗いてみてください。
