ドコモのキッズ携帯から、トーンモバイル(Tone Mobile)に入れ替えました!
トーンモバイルは、本体価格は約2万円、月々は1,000円ということで、スマホの割にはリーズナブルな価格で、モッティ的にはマルです。
気になる機能について、書いていますので、これからトーンモバイルに変更しようとしているかたは、参考にしてくださいね。
この記事の内容です。
- イマドキの子供は、成長するとスマホを欲しがる!
- ドコモのキッズスマホはサービス終了! で、Tone Mobile (トーンモバイル)にしました
- ドコモのキッズスマホ・ジュニアスマホはもう受付終了
- 調査してTone Mobile (トーンモバイル) へたどり着く
- Tone Mobile (トーンモバイル) の利用制限がきめ細かくできる
- Tone Mobile (トーンモバイル) のファミリートーンで、スマホの現在位置がかわかる...ジオフェンス
- 運用ルールをどこまで緩めるかが悩ましい。。。
- 使ってみて(1)、安さの秘密はIP電話
- 使ってみて(2)、アプリの利用制限が意外と細かくできる
- 使ってみて(3)、ファミリートーンの親機の設定には、100円/1アカウント
- 使ってみて(4)、安心パック、500円/月は2か月だけ無料でした
- 使ってみて(5)、廉価版とはいえ、現代の機種なのでサクサク(持ってる携帯と比べて)
イマドキの子供は、成長するとスマホを欲しがる!
子供が、スマホを持っていないと友達に言ったら、「えー、マジー」って言われたようで、どうしてもスマホが欲しくなってしまったようです。
どうやら昨今は、部活や、習い事の連絡もラインが主流で、スマホは必須のツールになりつつあるようです。
報道等をみるにつけ、スマホ依存、スマホ斜視、SNSによるイジメ、学力低下と、ネガティブ面は枚挙にいとまなく、親としては、スマホを持たせることに一抹も二抹も不安がありますよねぇ。
一方、社会はモバイル社会で、これに慣れずして、ネット社会に対応できません。その練習のためにもスマホを渡してあげるという側面もあり、スマホを渡すことにしました。
ドコモのキッズスマホはサービス終了! で、Tone Mobile (トーンモバイル)にしました
この項では、どうしてトーンモバイルにしたのか?書いておきます。トーンを使った感想を知りたい方は、読み飛ばしてください。
ドコモのキッズスマホ・ジュニアスマホはもう受付終了
数年前にソフトバンク社からドコモに乗り換えようと検討を始めたときには、キッズスマホ・ジュニアスマホなるサービスがありました。
子供が大きくなったら、これは便利だと考えていました。
で、いざ、子供がスマホに変えたいと言い出して調べてみると、新規受付を終了していることを知って、びっくり!しました。
ドコモだけでなく大手キャリアがキッズ・ジュニアスマホの販売を終了しているために、子供用のスマホを探している方は、多いのではないでしょうか?
調査してTone Mobile (トーンモバイル) へたどり着く
年齢にもよりますが、無制限になんでもできるスマホを渡すのは、勇気がいりますよねぇ。
月額利用料金もさることながら、スマホ依存やSNSいじめなど。
ネットを検索していると、どうやら、トーンモバイルなる会社(ドコモ回線を使ったMVNO)が、見守りスマホ的なスマホを販売しているようです。
端末代金も約2万円、月々の通信通話料も千円ポッキリとのことで、財布にも優しそうなため、購入することにしました。(ポッキリでもないということが、すこしずつわかってきましたが。。)
Tone Mobile (トーンモバイル) の利用制限がきめ細かくできる
トーンモバイルでは、ファミリートーンという機能というかネット上のサービスを用意しており、以下の機能があります。
- 位置情報表示
- アプリの利用制限
- Google Playの利用に対してパスワードがかけられる
アプリ毎に時刻で制限したり、利用時間で制限したりできるので、子供がスマホをダラダラ使うのに歯止めがかかってよさそう。
なお、親用のアカウント1つあたり、100円/月がかかります。
アプリの利用制限の具体的利用手順は以下のようなイメージです。
- スマホにあらかじめインストールされている、アプリは、親のスマホもしくはPCなどウェブ上から制限ができます。(いつでも変更できる!)
- 新規にアプリをインストールしたい場合は、親がGoogle Playをパスワードを入力して起動。(Google Playに制限をかけないオプションもある)
- 親子で話し合って決めたアプリを、Google Playで一緒にインストール。でも、インストールしただけではスマホで使えるようにならないのです。
- 子供のスマホから、リクエストを出す。
- すると、親のファミリートーンのウェブページへ、リクエストが到着し、そのリクエストを許可。そのとき同時に、制限時間や、利用時刻を設定。
- その後、親が許可した情報を受けて、アプリが利用可能になる。
ある程度、学年が上になった場合は、Google Playを子供に開放することを考えても良いかもしれません。
ちなみに、ファミリートーンには、i phone版とAndroid版があり、この記事は、Android版についてだけ言及していますので、悪しからず。
Tone Mobile (トーンモバイル) のファミリートーンで、スマホの現在位置がかわかる...ジオフェンス
ファミリートーンから、ウェブ経由でスマホの現在位置がわかります。
Googleアカウントの標準機能でもわかりますが、見守りスマホならではの機能が、ジオフェンスと呼ばれる機能で、以下の場所をあらかじめ設定することが可能
- 自宅
- 最寄り駅
- 学校
想定される使い方は;
- 自宅、最寄り駅:子供のスマホがこの位置情報の近くに来ると、親のアカウントにメールが届く。親が外出中に、子供が駅を通過したり自宅に到着したのが判ると、安心できるということでしょう。
- 学校:子供のスマホがこの位置情報の近くに来ると、スマホが使えなくなるという機能。授業中にいじれなくなるという、子供泣かせ(先生・親安心)の機能。
いまのところ、モッティの子供の行動範囲がそれほど広くないので、あまり利用の実感沸いていません。
運用ルールをどこまで緩めるかが悩ましい。。。
運用ルールは悩ましく、あまり制限しすぎても友達とのコミュニケーションに支障があろうし、かと言ってあまり長時間スマホをいじっているのも問題。
また、エッチなサイトを見まくるのもよろしくなかろう。
ということでルールは、旺文社さんの「学校では教えてくれない大切なこと12 / ネットのルール」というマンガ仕立ての本が大変参考になりました。マンガなので、小学生の子供も興味を持って、自分で読んでくれましたよ。
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自宅にゲーム用PCを購入する際に、購入したので、これを応用することにしました。
これを基本に、モッティ独自ルールと併せてA4一枚で20項目程度お約束をつくって、「これを守ったらスマホを買うというよ」という前提で、ルールを決めています。
我が家のスマホ十戒の例;
「基本は17:00までの利用とし、17:00以降に何か連絡等で操作必要なときは親に言うこと」
「利用できるアプリはA,B、C。。。そのほか使いたいものがあれば、相談すること」「個人情報はネットに上げない」
というような運用面のルールと、
「SNSいじめに加わらない」
「スマホは親の持ち物で約束が守れないときは返却する」
など、一定程度の精神論的な歯止めのルールを列記して運用開始です。
使ってみて(1)、安さの秘密はIP電話
月額利用料1,000円と安いのですが、これは通話はIP電話を利用しているためでした。
通話してみましたが、音質はぎりぎり我慢できる範囲なので、コスパ的にオッケーです。
他のサービスとの比較ですが、モッティが現在契約している
- DMM モバイルのデータ 1GB+ SMSオプションが 約700円/月、
- IP電話サービスが(NTT com)330円/月
トーンモバイルのデータ使用料制限なしで1,000円というのはコスパ的には妥当、もっと言うとデータを使える分だけ(*1)お得といってよさそう。
*1:トーンのウェブページには以下の注釈あり。動画利用目的ではコスパ勘定は変わってくる。
通信速度は、通信時の回線混雑状況や通信環境による最大速度となります。アプリダウンロード(午前1時~午前6時以外)と動画視聴にはWi-Fi接続かチケットの購入が必要です。
使ってみて(2)、アプリの利用制限が意外と細かくできる
前述のウェブ経由で、ファミリートーンにログインすると、親のスマホやPCから、アプリの利用制限ができます。時間帯制限もしくは一日の利用時間制限が選べます。
制限の例ですが、
- 夜遅くまでピコピコやってると困ってしまうSNSは、19:00まで
- You Tubeやゲームなど、日中でもだらだら見てしまうようなアプリは、上記に加えて、1日あたり2時間
- IP電話アプリは、緊急事態の連絡も考えて、無制限で使えるようにする
また、トーンモバイルに組み込まれている標準ブラウザ(ChromeやFireFoxではなく)であれば、コンテンツ制御がある程度できます。
使ってみて(3)、ファミリートーンの親機の設定には、100円/1アカウント
前述のウェブ経由で、アプリの利用制限が、時間帯制限や一日の利用時間制限が選べます。利用料金は100円/1アカウント/月です。従い、2人(2アカウント)であれば200円/月の追加料金がかかります。
これって、コストかかってないと想像するのですが、価格設定的に許容範囲かなと納得しています。
使ってみて(4)、安心パック、500円/月は2か月だけ無料でした
500円はモッタイナイと思いつつも、いまのところ安心パックは継続中。決めた要素は以下の通り。
- 子供ゆえ、どんな粗い扱いをするのか、予測不明。曲がりなりにも精密機器です
- Tone Mobileの標準機種の安定性は未知数です
使ってみて(5)、廉価版とはいえ、現代の機種なのでサクサク(持ってる携帯と比べて)
アプリも多く入っていないので、今のところの感想ですが、わたくしモッティのASUSよりも相当早い!
SIMフリーで買ったASUSがお蔵入りも間近なので、今度買い替えるときは、DMMからTone Mobileへの乗り換えも視野に入れて考えたいと思ってます。
以上、今回は、キッズスマホとしてトーンモバイルはコストパフォーマンスは良いのと、業界ほぼ唯一(モッティ調べ)のサービスであるので、おススメです。